防犯対策・詐欺の手口

実際にあった詐欺の手口や事件、犯罪者の告白です。防犯対策・防衛のための知識としてお読みいただければと思います。

リコールの無償交換を悪用して商品をパクる悪いやつ

日用品や電化製品の一部をタダでゲットしているやつがいる。いま部屋にある電気力ーペット、ストーブ、鍋、ラジコンなどはすべて無料で手に入れたものだ。

からくりはメー力ーの、リコール対応品だ。ブレーキに問題があったとかなかったとかで騒がれたプリウスなんかは〈修理〉という対応になっているが、リコールには〈無償交換〉もままある。

無償交換の際は、メー力ーに問い合わせるとまず代替え商品が送られてくる。そして、こちらからリコール製品を送り返す。つまり、先に商品が届くわけだ。では、どうやって目ぼしい商品を見つけるのか。簡単なことである。

「リコールプラス」というサイトを見るだけだ。ここ、メー力ー各社のリコール情報を集めたサイトで、現在どんな商品がリコールされているのかが、日用品、衣類、家電、ペット用品など、商品カテゴリー別に網羅されている。

目ぼしを付けたら、ネット検索でその商品の販売期間や写真を調べたうえ、いざ問い合わせへ。いつどこで購入し、どんなふうに使っていたか云々、使用歴をでっちあげて申し出る。深くは突っ込まれない。むしろメー力ーは「お手数をおかけして申し訳こざいません」と、平身低頭な態度で受け付けてくれる。

問題は代替え商品が届いてからだ。つまり、どうやってリコール製品の返却をシカトするか。メー力ーから何も言ってこないケースもあるが、だいたいは電話でせっついてくる。返却はどうなっていますか、と。いつも使う言い訳はこんな力ンジだ。

「送ろうと思って用意してたんですけど、家族がゴミと間違えて捨てちゃいまして」「たしかに送ったハズなんですけど。郵便事故じゃないですかね」

これで押し通せなかったことはない。回収した商品なんて返送しなくてもおとがめなし?返送を求める書面が同封されてくるがたぶん捨てるだけだから、メー力ーも深く追求してこないのだろう。

ただこの手法、言うまでもなく犯罪なので、真似してはいけない。