防犯対策・詐欺の手口

実際にあった詐欺の手口や事件、犯罪者の告白です。防犯対策・防衛のための知識としてお読みいただければと思います。

電車賃を貸してくれる人はそのまま援助交際交渉できる!?

電車賃を貸してくれるのは下心から?「財布をなくしちゃった」で始まる駅前寸借エンコーが流行中
歌舞伎町の出会い喫余に出入りするようになったのは1年前。家出をして工ンコーしながら細々暮らすことになったのです。私の容姿は森三中の大島にギャルメイクをした感じで、ネットカフ工暮らしのせいで身なりも薄汚れています。

最初のうちは若さを武器に指名をもらっていましたが、だんだんと顔を覚えられ、誰からも声がかからなくなってしまいました。あるとき、毎日出入りするうちにすっかり親しくなった工ンコー仲間のヨウコに「お金がない」とグチをこぼしたたところ、彼女がシレっと言いました。
「そしたら、寸借エンコーでもやってみれば」

「どういつことっ」
話は単純。まずは、駅前にいる男性に財布をなくした。帰りの電車賃を貸して

と声をかけます。これだけなら単純な寸借詐欺で、もらえてもわずか千円程度ですが、なんとその直後同じ男性に続けてエンコーを持ちかけると結構な確率で応じてくれるというのです。

「家出してる女のコの間で流行ってるんだって」

なんだか意味がよくわかりません。どうして電車賃を貸してくれる人ならエンコーOKなんだろう。

「私も聞いた話だから、よく知らないんだよね。とりあえずやってみたら?」

ちょっと不安はあるものの、モノは試しです。出会い喫茶を出た私は、新宿の駅前へと
向かいました。
「すみません、財布落としちゃって」

サラリーマンを狙って声をかけても簡単にはいきません。立ち止まってはくれても、あまり関わりを持ちたくないのかお金を貸してくれるとこまでは進まないのです。貸すとは言っても、事実上、あげるのと同じこと。この不景気では数百円だって惜しいのかもしれません。

これなら出会い喫茶に戻ったほうがまだマシかも。あきらめかけていた矢先、暇そうにとぼとぼ歩くオジサンを見つけました。よし、これで最後、行ってみよう。
「すみません、財布落としちゃったので電車賃を貸してもらえませんかっ」

立ち止まったオジサンは、私を値踏みするような目で見てきます。

「ふーん、いくらくらい?」

「500円あると助かるんですけど」

「ああ、別にいいよ」

住所や連絡先も聞かぬまま、財布を取り出すオジサン。ヨウコの話じゃ、このタイミングでエンコーを切り出すってことだったけど。

「あの、それで、私お金に困ってるんで、割り切って遊んでもらえませんかっ」

「へえ、どんな遊び?」「2万円くらいで最後までとか」

ちょっと困ったような顔をしたオジサンは、それでも立ち去ることはなく、興味ありげな様子です。マジでっ

少し場所を変えてあらためて交渉したところ、本番1・5で話がまとまりました。やや安ですが四の五の言ってられません。
エッチしながら、そして終わってからも、私はなぜこの方法がうまくいくのかを考えていました。確かに私側からすれば、「電車賃を貸してほしい」という口実があるぶん最初の第一声をかけやすいというメリットはあります。

いきなり「買ってください」と持ちかけるよりハードルは断然低いわけだ。

じゃあ男性側はどうなんだろう。いかにも怪しい提案にどうして乗ってくれるのか。おそらく電車賃を貸してくれた時点で、相手にもそれなりのスケべ心があるのだと理解するしかありません。

若い女の子(ブスだけど)にお金を貸す。その行為の影には憐れみだけじゃなく別の何かがあるのでは。たとえば街頭募金でも、おばちゃんより若い女子の箱に入れたくなる心理と同じように。

そんなところに工ンコーを持ちかけられたら、つい心が揺れたっておかしくありません。

以降、私は毎日のように都内各所の駅に出かけては、寸借工ンコーをするようになりました。声かけに嬬踏はありません。だって電車賃を借りるだけだから。断られたって恥ずかしいことじゃないし。

相手選びのポイントは、急いでなさそうなことだけ。お金持ちっぼいかどうかはこの際どうでもいいことです。はっきりした理由はわからないまま、それなりに成果は上がりました。電車賃を貸してくれる人の大半は工ンコーの相談も聞いてくれるのです。その中で実際に買ってくれるのは7割といったところでしょうか。..
そんなある日、某駅前でのことです

例によって「実はお金に困ってて」フレーズをオッサンに伝えると、予想だにしない答えが返ってきました。
「あれ?2週間前にも同じこと言われたよ」

やっばり流行ってるんでしょうか。

駅前で「財布を落した」と声をかけてくる子がいればそれはエンコーのサインかもしれませんよ。