防犯対策・詐欺の手口

実際にあった詐欺の手口や事件、犯罪者の告白です。防犯対策・防衛のための知識としてお読みいただければと思います。

示談金を払えと因縁をつける自転車の当たり屋の対処法

俺はいつも大学の講義が終わると、チャリンコで家路につく。その帰り道で事件は起きた。片手でメールを打ちながら、人通りの少ない学校の裏道を通りかかったそのとき、突然、垣根の影から自転車に乗ったオッサンが飛び出してきたのである。

うおっ、ヤバイーガッチャンー

「イッテーな、この野郎ーなに携帯見ながら自転車乗ってんだよー」

「す、すみませんー大丈夫ですかっ」

「大丈夫なわけねえだろーおー痛てえ。お前な、携帯いじりながら自転車運転すると罰金5万円だぞー警察呼ぶかっああっ」

道交法が改訂され、傘や携帯電話を使用しながら自転車を運転すると、5万円以下の罰金が課せられることになった。オッサンが言ってることはウソじゃない。

「いや、それはちょっと」

「何がちょっとだよーじゃお前いくら持ってんだっ治療費払えよー」

「え」「え、じゃねえよ、いくら持ってんだよー」

地面を転げまわるオッサンにものすこい剣幕で捲くし立てられ、俺はパニック状態になっていた。

「は、8千円とちょっとです」

「じゃ5千円でいいよ。お前警察呼んだら5万取られて、何十万も治療費かかんだぞ。わかってんのか?」

「は、はい。すみませんでした」

一刻も早くこの問題から逃れたい一心で、俺は財布から5干円を取り出し、オッサンに手渡した。痛い出費だが罰金5万円よりはマシだ。

が、その翌日、学校でその出来事を話していると、友人の一人が声を上げた。

「ちょっとそれ、この前、俺も同じオッサンに3千円払ったぞー」「えっ」

ソイツも学校近くの道を走っていたとき、オッサンに追突し、痛い痛いと騒ぎたてられたというのだ。

「俺も携帯見ながらチャリ乗ってたから文句言えなくてさ」

同一人物に間違いない。オッサンはメール運転の自転車を狙ってわざとぶつかり、小遣いをユスっているのだ。新しい罰則規定が始まったことで考えついたんだろう。

なんて悪知恵が回るやつだ。アンニャロー。とはいえ携帯電話をいじりながらの運転が危ないのは事実だ。皆さんもこ注意を。

当たり屋行為が疑われる自転車から、示談金を払えと因縁をつけられた場合、車側はどのような対応をとるべきでしょうか。

当たり屋とは、故意に被害者となり、慰謝料や賠償金を請求してくる人です。

まずは警察を呼ぶことが重要です。当たり屋の場合は、警察を呼ばないように仕向ける人もいると思いますが本当に事故の被害にあったのであれば、警察に通報した上で保険金の請求をすればよいので、警察への通報をためらう人はかなり怪しいです。事故を起こしたら、警察を呼ぶのは道路交通法上の義務とされていますしまず警察です。 その場で示談を提案されても絶対に応じてはいけません。 相手との会話を録音しておくとよりよいでしょう。