防犯対策・詐欺の手口

実際にあった詐欺の手口や事件、犯罪者の告白です。防犯対策・防衛のための知識としてお読みいただければと思います。

性に抑圧的な環境で育ったエリートが反動で下着ド口

警視庁の捜査本部に強盗致傷と強制わいせつ容疑で、34才のKという男が逮捕された。この男、宗教法人の職員という顔を持つ一方、五反田や目黒周辺で、深夜に狙いをつけた女性を襲い、ホカホ力の生パンツを奪う犯行を繰り返していた大バ力者だ。付近の住民を恐怖のドン底に陥れた、連続パンツ強脱魔の手口と素顔を見てみよう。

「パンティちょうだい。オレ、彼女いないんだよ」

埼玉生まれのKは海上自衛隊に所属。除隊後は理容用ハサミを卸す実家の仕事を手伝うが長続きせず、職を転々としていた。結婚して女児をもうけたが、まもなく別居。そんなKの家庭環境を知る関係者は語る。

「実家は宗教法人の集会所で、両親ともども信心深い家柄なんですよ。Kは3人兄弟の3男坊で、あるとき、次男とともに傾倒していったんです。それが原因で結婚のときには、妻の実家に猛反対されたんですが、「信仰をやめますから」と約束して納得させたそうです。ところが、いったん捨てた宗教が忘れられなかったらしく、妻子を捨てて出て行ったみたいなんですよ」

昨年10月、Kは幸福の科学の運転手として再出発を果たす。が、その信仰心をもってしても、性欲を抑えることはできなかった。

「普段は物静かで本当にいいヤツなんだけと。キレると手が付けられなくなるんだ。いわゆるニ重人格ってやつじゃないのかな。もともと性に抑圧的な環境で育ったから、かえって暴発しちゃうんだろうなあ」

知人がこう語るKの犯行は今年ー月末から始まった。現場はいわゆる閑静な住宅街。そこでKはミニスカートが似合うスリムな女性を付け狙う。品川区平塚のマンション入り口で、25才のモデル嬢がオートロックを解除しようとしていた。

と、突然、背後から何者かが彼女を襲った。物陰に潜んでいたKが女の首を絞めたのである。荒い息つかいを押し殺しながらKが耳元でささやく。

「パンティちょうだい。オレは彼女がいないんだよ」

モデル嬢が恐怖に引きつりながらパンティを脱ぐ。と途端にKは戦利品をひったくり、その場を逃走した。七タには、港区白金台のマンションでも犯行に及ぶ。ターゲットになったのはそこに住む35才のOL。彼女かー階の郵便受けを開けているところを狙って、いきなり引き倒したのである。片手で口をふさぎ、もう片方の手をスカートの中へ。ひたすら身を硬くする彼女の腰から強引にパンティをはぎ取った。

Kの手口はいつも同じだ。好みの女性に遭遇すると後を追うか、もしくはマンション近くの物陰に潜んで獲物を物色。周囲に人がいないのを確認してから背後に忍び寄る。その後は状況に応じて押し倒したり首をしめたりした後、股間をまさぐり、耳元で「パンティちょうだい」の決め台詞を吐いて奪っていくのだった。
部屋全体に表現しがたいニオイが

結局、45件もの被害届を提出させることになったKが警暴に逮捕されたのは今年8月19日のことだ。その日の未明、外出先から品川区東五反田のマンション2階に戻った主婦に対し、Kはー階から「財布を落としましたよ」と声をかけ、信じた彼女が階下に降りたところを背後から襲った。

「誰か助けて」何とか逃げ出した主婦がすぐに110番通報、警察が緊急配備をしく。まもなく証言通りの男が発見され、パンティ3枚を隠し持っていたKは御用となる。警視庁はその日のうちに職員寮ヘガサ入れを実施。

と、出るわ出るわ、パンティのほかに女性用クツ下やストッキングなどのコレクションが。「軒先ドロ」も定期的にはたらき、せっせと励んでいたようだ。捜査関係者によると、Kの部屋には表現しがたいニオイが立ち込めていたという。

「まさか、あの人が・・」とは、事件の定番台詞だが、近所の人が話すKの印象も例外ではない。

「すれ違えばちゃんとお辞儀する好青年でしたよ」

「俳優の穴戸開に似たイイ男。色白で端正だし、とてもそんな犯罪に走ったとは思えませんねえ」

少なくとも外面上、変態のかけらものぞかせていなかったKは、捜査本部の調べに対して最初こそ「弁護士にしか話す気はない」と頑なに口をつぐんでいたものの、やがて犯行を認め、ボソボソと連続犯罪の動機を明かしはじめる。

「もともと下着は好きだったんですが、やっばり、どうしてもニオイ付きのものがよくて…。手に入れても時間が経つとニオイってなくなっちゃいますよね。それで、また新しいのが欲しくなる。その繰り返しでした」
粗暴なKとは対称的に、頭脳フレーがキラリと光る下着ド口も出現している。

大阪の住宅街で、保健所の職員を装った若い男か「Oー157」の検査を装ってパンティを奪おうとする事件が相次いだ。5月16日の昼過ぎ、とある主婦宅の電話が鳴り、受話器の向こう側の男がこうつげた

「突然すいません、豊中保健所です。お宅の近所で感染者が出ました。すぐに検査しますので身に付けている下着をポリ袋に入れて提出して下さい。〇〇公園のベンチの下に置いてもらえば結構ですよ」

6月と8月には主婦2人、留守番をしていた女子高生が、同じ内容を受けている。主婦は保健所に間い合わせて電話かニセだと知り、何事もなかったのだが、あわれお人好しの女子高生。

「え、ホンマ?やっばり検査してもらわないとヤバイですよねえ」

すっかり信用した彼女はあわててパンティを脱ぐと、指定された場所に駆け足で向かった。後かりその報告を受けた母親が保健所に問い合わせてダマされたと気付いたものの、時すでに遅し。
ベンチ下の提出物は当然なくなっていたのであった。

★ヤリたい、という願望だけが男の欲求ではない。女の付加部分に多大な興奮を覚えて妄想を極大化させるのが、いわゆるフェチである。私の周囲にも、好みの女が乗っている自転車のサドルを盗んだヤツや、喫茶店のバイト中に口紅が付いた吸い殻をせっせと集めて悦に入るヤツなど、それぞれ工夫しながら性欲を飼い慣らす男たちがいた。か、わかりないのは、彼らがいずれも既婚者だったり2枚目タイプだったりすることだ。パクられて大恥をかくか、自分に素直になるか。みんなギリギリの綱渡りをしながら生きている、と言ったら大げさなのだろうか。